裁判員裁判で初の区分審理=複数事件一括避け−「負担を考慮」・大阪地裁(時事通信)

 複数の事件で強盗致傷や恐喝などの罪に問われた元プロボクサーのトーレス・マルティネス・健文被告(22)の裁判員裁判について、大阪地裁(和田真裁判長)が事件を一括でなく、分割して審理する決定をしたことが15日、分かった。
 審理の長期化など裁判員の負担を軽減するため、1人の被告の事件をいくつかに分けて審理する「区分審理」と呼ばれ、全国初とみられる。
 公判前整理手続きで、初公判は19日に決定。強盗致傷事件を除き、裁判官のみの審理で有罪無罪を決める部分判決を来月5日に言い渡す。この後、4月21日からの裁判員裁判で、強盗致傷事件の審理をし、有罪の場合は部分判決の結果を踏まえて量刑を決める。
 弁護人によると、整理手続きで裁判員の負担を考慮し、区分審理が決まったという。被告はすべての起訴内容を大筋で認める方針。 

【関連ニュース】
【動画】ティファニー強盗、映像公開
【特集】裁判員制度
容疑の元Jリーガー逮捕=少女にわいせつ、金奪う
男児暴行死の父、強盗に関与か=静岡の事件で逮捕状
書道家襲われ負傷、強盗か=「仕事人」題字手掛ける

<大学入試>日大経済学部で採点ミス 93人追加合格に(毎日新聞)
小林氏の参考人招致を=自民・浜田氏(時事通信)
小児がんのQOLを考えるシンポジウム 21日に大阪で(産経新聞)
道路予算、陳情の有無で格差=民主版個所付け資料の全容判明(時事通信)
<高木美帆選手>姉の菜那選手が世界ジュニア代表に(毎日新聞)

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。