鯨肉持ち帰りは「不起訴相当」 検察審査会が議決(産経新聞)
調査捕鯨船「日新丸」の乗組員が鯨肉を個人的に持ち帰ったとして、環境保護団体「グリーンピース・ジャパン」(GP)が業務上横領罪で告発し、東京地検が不起訴(嫌疑なし)とした乗組員12人について、東京第1検察審査会は不起訴相当と議決した。議決は22日付。
検審は議決書で、乗組員の「共同船舶」社員12人が持ち帰った鯨肉は、土産や投棄、食料分だったと指摘。共同船舶が日本鯨類研究所から正当に所有権を取得し乗組員が持ち帰ることを認めたもので、業務上横領罪には該当しないと結論付けた。投棄分も所有権を放棄したものと認め、犯罪には当たらないとした。
GPをめぐっては、乗組員が自宅などに送った鯨肉を運送会社から盗んだとして、GPのメンバー2人が窃盗罪などで起訴され、青森地裁で公判が進められている。
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「一国の首相に失礼だ」藤崎駐米大使が米紙のコラムに不快感(産経新聞)
【ワシントン=佐々木類】藤崎一郎駐米大使は15日の記者会見で、核安全保障サミットに出席した鳩山由紀夫首相に関し、米紙ワシントン・ポストが14日付のコラムで「首相が最大の敗者」などと報じたことについて、「一国の首相に対して失礼だ」と不快感を示した。
藤崎大使は「記事はコラムであり、ポスト紙の考え方を反映しているとは思わない」としながらも、同紙に対して抗議するのではなく、日本の立場を説明する機会を設けるかどうか検討する考えを示した。
記事は風刺調のコラムとして掲載された。この中で鳩山首相を「不運で愚かな日本の首相」と紹介。米軍普天間飛行場の移設問題で首相のことを「まったくあてにならない」とこきおろし、「あなたは同盟国の首相ではなかったか。首相を相手にしたのは中国の胡錦濤国家主席だけだ」と皮肉った。
【関連記事】
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・ 「普天間」迷走で日米異常事態 国力低下必至、どうなる日本
・ 外国人地方参政権問題に一石
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・ 仙谷戦略相「首相退陣なら衆参同日選になる」(読売新聞)
藤崎大使は「記事はコラムであり、ポスト紙の考え方を反映しているとは思わない」としながらも、同紙に対して抗議するのではなく、日本の立場を説明する機会を設けるかどうか検討する考えを示した。
記事は風刺調のコラムとして掲載された。この中で鳩山首相を「不運で愚かな日本の首相」と紹介。米軍普天間飛行場の移設問題で首相のことを「まったくあてにならない」とこきおろし、「あなたは同盟国の首相ではなかったか。首相を相手にしたのは中国の胡錦濤国家主席だけだ」と皮肉った。
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【高速道路新料金】 身内からも異論「四国だけなぜ高い」(レスポンス)
新しい高速道路料金割引の波紋が広がっている。16日、四国ブロックから選出された民主党衆参両院の議員が揃って前原国交相に申し入れを行った。
[関連写真]
「どのような背景で、どのような理由でこのような料金設定されたのか、ご説明いただきたい」
徳島選出の中谷智司参議が代表して口を開く。中谷氏ほか訪れた7人の議員のほかにも「四国ブロック15人全員が同じ思いだ」と、中谷氏は訴える。
本州四国連絡橋高速道路(=本四)の上限料金は、NEXCO高速道路より軽自動車で2倍、普通車で1.5倍割高な設定がなされている。本四架橋を渡り本州の高速道路を通行すると、2つの会社の通行料を負担しなければならず、上限割引を適用しても5000円(普通車)かかる。
「本四だけ料金がかわることで、一般生活者や企業のみなさん、観光をはじめとする産業界がたいへん厳しい状況になる。本四の料金は全国統一料金の中に含めるべきだ」(中谷氏)と訴えた。
高速道路の新たな料金割引で本四がNEXCOより高いのは「フェリーや公共交通に配慮したからだ」と、前原氏は説明する。NEXCOより高い料金設定にすれば、新しい割引が始まっても利用者が公共交通から自動車に乗り換えることは抑えられるだろうという配慮だ。
しかし、中谷氏ら四国選出の議員は、なぜ高速道路の利用者が公共交通の肩代わりをしなければならないのかと怒る。
「四国だけが多額の負担をしなければならないのはなぜという感情的な問題も出てきている」(高知県選出・武内則男参議)
「見直すつもりはありません」と、決意が固い前原国交相だが、身内にすら理解されにくい施策を押し通すことができるのだろうか。
《レスポンス 中島みなみ》
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【高速道路新料金割引】 四国料金問題「見直すつもりない」…前原国交相
【高速道路新料金割引】現金利用車は上限料金を払え
【高速道路新料金割引】現金とETCの割引区別なし
高速道路無料化、公共交通に打撃は早計---馬淵副大臣
国土交通省 特別編集
・ <公取委>5社に排除命令 光ケーブルでカルテル(毎日新聞)
・ 「住宅エコポイント」窓の断熱に人気 店や自治体、独自の動きも(産経新聞)
・ 長野で一家3人不明、山林を遺棄容疑で捜索へ(読売新聞)
・ 井上ひさしさん密葬 「残念」「遺志継ぐ」(産経新聞)
・ ハローワークの早期地方移管を国に要求へ 知事会PT会合(産経新聞)
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しかし、中谷氏ら四国選出の議員は、なぜ高速道路の利用者が公共交通の肩代わりをしなければならないのかと怒る。
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【ゆうゆうLife】老いと生きる 女優・三原じゅん子さん(45)(産経新聞)
■通所介護施設立ち上げ 介護する母、自らの病が契機
女優の三原じゅん子さんは3月、東京都三鷹市に通所介護施設「だんらんの家 三鷹」をオープンさせた。「介護事業所を運営するのが夢だった」と三原さん。その思いを強くしたのは父親の介護をした母の姿と自身の闘病体験だった。(文 佐久間修志)
入所者は現在(3月中旬)は6人、スタッフは8人です。以前から車いすバスケットとか介助犬のイベントに参加していましたけど、一番興味があったのは介護でした。戦後の昭和を闘ってきた人が寂しく過ごしているのって何かおかしいなって。行政に違和感を覚えていたのかな。
自分のおじいさんやおばあさんに接することはなかったんです。父方の両親は生まれたときにはいなくて、母方は疎遠になっていました。でも母がおばあちゃん子で、いつも話を聞いていたんです。昔ながらのいろんなことを教えてくれて、それですごく大切な存在なんだなって。
実際に介護の大変さを見たのは15年前、脳梗塞(こうそく)で父が倒れたときでした。片まひや言語障害もあって大変でした。治りかけたら、もう1回(脳梗塞が)来て。母が介護しましたが、薬の副作用で痴呆(ちほう)のようになり、それが治まると、今度は引きこもりや鬱(うつ)が始まって。
もともと病弱で、働いているのを見たことがないような父でしたけど、亭主関白的なところがあって。母が気の毒だと思っていました。母は50歳でしたけど、まったく自分の時間を持てない。「どこにも行けないよ〜」って言っていました。
□ ■ □
自分の子宮頸(けい)がんが発覚したのは一昨年の人間ドックでした。バンドメンバーの親戚(しんせき)が病院の関係者で、「一緒に受けよう」って言って、受けたらビンゴでした。日本人の2人に1人はがんになると言われていますけど、宣告されると、「がんイコール死」と思ってしまいますね。
手術は成功しましたが、ベッドの上でいろんなことを考えました。早いうちに再発・転移って起きてくるんだろうなとか。そう思ったとき、今までの三原じゅん子は死んだような気持ちになったのかな。もう自分のために生きるのは違うなって、うん。
今まではスケジュールが空いたら、無理やり仕事を入れるタイプ。働いていない人が、すごく悪いことをしているように思える人だった。でも、健康がどんなに大切なのかと考えてから、周りの人の健康が気になりだして。自分の持っているものを全部なげうってでも介護施設を作ろうって思ったんです。
□ ■ □
退院後、介護事業をしている人からいろんなお話をうかがい、去年の春ごろに動き出しました。事務所のスタッフには反対されましたね。実際、笑っちゃうくらい大変でしたから。
去年の秋ごろに物件を見つけて契約、リフォーム。機材を集めて、スタッフを募集して、面接して雇用契約して…。全部クリアになってから事業所の申請。本当は2月にオープンしたかったんですけど、書類を全部集めるのに年をまたいでしまって。開所の日はホッとしたのが一番ですね。責任がすごく重くのしかかってましたから。
介護はスタッフに任せています。私は管理者と話をしたり、「みなさんご苦労さま」と声をかける程度。「三原じゅん子」が施設の売りではないので。施設でなんとなくお茶を飲んだりしてるんですよ。声? かけられません。おばあちゃんたちは(三原じゅん子を)分かっていないんでしょうね。「何この人、たまにくるけど、派手めの人ね」って。
今はお年寄りの姿を見ながら、夢が実現したという感覚よりは夢の途中。とりあえず一歩踏み出したという気持ちはあるんですけど、思ったより大変ですから。入居者さんはなかなか集まらないし、職員さんの報酬は少ない。でも、やらないでいたんじゃ何にもならないですしね。
◇
【プロフィル】三原じゅん子
みはら・じゅんこ 昭和39年、東京都生まれ。54年にTBS「3年B組金八先生」で人気を呼び、その後も女優、歌手として活躍の場を広げる。出演作はNHK連続テレビ小説「すずらん」、大河ドラマ「功名が辻」ほか多数。カーレーサーとして活動した時期もあり、現在もバンド活動を行っている。
・ 「スカート短い」と救急救命士、女子高生盗撮(読売新聞)
・ サル逃げた東山動物園改修「元気な姿見に来て」(読売新聞)
・ 復職へ「まだ通過点」=勝訴の阿久根市職員が会見−鹿児島(時事通信)
・ <薬師寺>国宝・東塔の内陣公開始まる(毎日新聞)
・ 警察署から盗み出す、高校生らオートバイ部品を(読売新聞)
女優の三原じゅん子さんは3月、東京都三鷹市に通所介護施設「だんらんの家 三鷹」をオープンさせた。「介護事業所を運営するのが夢だった」と三原さん。その思いを強くしたのは父親の介護をした母の姿と自身の闘病体験だった。(文 佐久間修志)
入所者は現在(3月中旬)は6人、スタッフは8人です。以前から車いすバスケットとか介助犬のイベントに参加していましたけど、一番興味があったのは介護でした。戦後の昭和を闘ってきた人が寂しく過ごしているのって何かおかしいなって。行政に違和感を覚えていたのかな。
自分のおじいさんやおばあさんに接することはなかったんです。父方の両親は生まれたときにはいなくて、母方は疎遠になっていました。でも母がおばあちゃん子で、いつも話を聞いていたんです。昔ながらのいろんなことを教えてくれて、それですごく大切な存在なんだなって。
実際に介護の大変さを見たのは15年前、脳梗塞(こうそく)で父が倒れたときでした。片まひや言語障害もあって大変でした。治りかけたら、もう1回(脳梗塞が)来て。母が介護しましたが、薬の副作用で痴呆(ちほう)のようになり、それが治まると、今度は引きこもりや鬱(うつ)が始まって。
もともと病弱で、働いているのを見たことがないような父でしたけど、亭主関白的なところがあって。母が気の毒だと思っていました。母は50歳でしたけど、まったく自分の時間を持てない。「どこにも行けないよ〜」って言っていました。
□ ■ □
自分の子宮頸(けい)がんが発覚したのは一昨年の人間ドックでした。バンドメンバーの親戚(しんせき)が病院の関係者で、「一緒に受けよう」って言って、受けたらビンゴでした。日本人の2人に1人はがんになると言われていますけど、宣告されると、「がんイコール死」と思ってしまいますね。
手術は成功しましたが、ベッドの上でいろんなことを考えました。早いうちに再発・転移って起きてくるんだろうなとか。そう思ったとき、今までの三原じゅん子は死んだような気持ちになったのかな。もう自分のために生きるのは違うなって、うん。
今まではスケジュールが空いたら、無理やり仕事を入れるタイプ。働いていない人が、すごく悪いことをしているように思える人だった。でも、健康がどんなに大切なのかと考えてから、周りの人の健康が気になりだして。自分の持っているものを全部なげうってでも介護施設を作ろうって思ったんです。
□ ■ □
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去年の秋ごろに物件を見つけて契約、リフォーム。機材を集めて、スタッフを募集して、面接して雇用契約して…。全部クリアになってから事業所の申請。本当は2月にオープンしたかったんですけど、書類を全部集めるのに年をまたいでしまって。開所の日はホッとしたのが一番ですね。責任がすごく重くのしかかってましたから。
介護はスタッフに任せています。私は管理者と話をしたり、「みなさんご苦労さま」と声をかける程度。「三原じゅん子」が施設の売りではないので。施設でなんとなくお茶を飲んだりしてるんですよ。声? かけられません。おばあちゃんたちは(三原じゅん子を)分かっていないんでしょうね。「何この人、たまにくるけど、派手めの人ね」って。
今はお年寄りの姿を見ながら、夢が実現したという感覚よりは夢の途中。とりあえず一歩踏み出したという気持ちはあるんですけど、思ったより大変ですから。入居者さんはなかなか集まらないし、職員さんの報酬は少ない。でも、やらないでいたんじゃ何にもならないですしね。
◇
【プロフィル】三原じゅん子
みはら・じゅんこ 昭和39年、東京都生まれ。54年にTBS「3年B組金八先生」で人気を呼び、その後も女優、歌手として活躍の場を広げる。出演作はNHK連続テレビ小説「すずらん」、大河ドラマ「功名が辻」ほか多数。カーレーサーとして活動した時期もあり、現在もバンド活動を行っている。
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民主、社民、国民新の与党3党は6日午前の国対委員長会談で、審議が遅れている政治主導確立法案など重要法案について、今国会で成立を期す方針で一致した。6月16日までの会期の延長も視野に入れる。
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SS元船長を傷害など5つの罪で起訴 東京地検(産経新聞)
環境保護を標榜(ひょうぼう)する米団体「シー・シェパード(SS)」のメンバーが日本の調査捕鯨船団の監視船「第2昭南丸」に不法侵入した事件で、東京地検は2日、SS抗議船「アディ・ギル号」の元船長、ピーター・ジェームス・ベスーン容疑者(44)=ニュージーランド国籍=を、逮捕容疑となった艦船侵入のほか、傷害、威力業務妨害、銃刀法違反、器物損壊の罪で起訴した。
関係者によると、ベスーン被告は「けがを負わせるつもりはなかった」と否認していたが、地検は、「狙って投げなれば当たらない」として傷害罪が成立すると判断した。同罪や威力業務妨害罪での立件にこぎつけたことで、SSが日本の調査捕鯨団に繰り返してきた一連の捕鯨妨害行為自体が公判で裁かれることになった。
ベスーン被告は2月11日、南極海で航行中の第2昭南丸に向かって酪酸入りのガラス瓶を発射、酪酸を飛び散らせて異臭を拡散させるなどして業務を妨害するとともに、甲板上にいた乗組員にけがを負わせた。同15日には、南極海で調査捕鯨活動中の第2昭南丸に水上バイクで接近、防護用ネットをナイフで切り、船内に不法に侵入。船内でブーツの中に刃渡り約20センチのナイフ1本を隠し持っていたとされる。
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ベスーン被告は2月11日、南極海で航行中の第2昭南丸に向かって酪酸入りのガラス瓶を発射、酪酸を飛び散らせて異臭を拡散させるなどして業務を妨害するとともに、甲板上にいた乗組員にけがを負わせた。同15日には、南極海で調査捕鯨活動中の第2昭南丸に水上バイクで接近、防護用ネットをナイフで切り、船内に不法に侵入。船内でブーツの中に刃渡り約20センチのナイフ1本を隠し持っていたとされる。
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爆発 建設中のごみ処理施設で 4人重傷 4人けが 姫路(毎日新聞)
25日午前9時ごろ、兵庫県姫路市網干区網干浜の建設中のごみ処理施設「エコパークあぼし」で爆発事故があり、工事関係者数人が病院に運ばれた。施設を管理する姫路市によると、負傷者は8人で、うち4人は重傷という。
現場は姫路市の臨海部西端にある人工島内。同施設は今月末に完成し、来月1日に稼働する予定だった。
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